小・中学校専門塾講師の思うこと

小・中学生専門塾講師の思うこと

とある個別指導塾の講師です。家庭教師もやっています。

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個人塾と大手FC塾の違い その③

最後に大手FC塾に加盟する場合のデメリットです。

 

大手の看板を使わせていただくということはメリットがかなり大きいです。

その反面デメリットも大きいと考えるべきですが、当然加盟相談の際デメリットはあちらから伝えられることはありません。

なので実際に利用している、していた塾長様の意見を聞いたり自分が勤めていた経験からのデメリットになります。

 

まずはロイヤリティです。

体力のある会社などが大手FCに加盟する場合はそれほど問題でもないかもしれませんが、個人が加盟する場合はかなり辛いです。

売上があろうがなかろうが一定の経費として毎月計上するものであり、ロイヤリティや家賃も含めての売上を確保しなければ赤字となります。

「赤字の状態でもロイヤリティがある」という恐怖が加盟を躊躇わせるため、最近では「〇ヵ月ロイヤリティなし!」や「生徒数○○名以上になるまでロイヤリティ免除!」などと宣伝しているところもあります。

どちらにせよ、最初の「加盟金」や映像授業を使用している塾であれば「映像使用料」などもありますので経費が大きく膨らみます。

 

そしてもう一つのデメリットがその塾の「ルールがある」ということです。

こればっかりは好き勝手できません。

実際のところ、そのルールが厳しいところと比較的緩いところはあるみたいですが、基本的には他の加盟校様に迷惑をかけないようルールを守る必要があります。

・本部が決めたお月謝を逸脱しない(または変更不可)

・使用するテキストの指定

・授業マニュアルに沿って授業をする

・授業時間の指定など

挙げればまだまだ出てきますが、要するに

未経験のオーナーにとってノウハウを全て提供してくれるのはとてもありがたいことですが、経験者にとっては自分の好きなように運営することができなくなります。

 

看板の力はとても大きいですが、同時に看板に傷をつけてはいけなくなります。

「あっちの○○学院ではこうだったのにこちらの○○学院さんは違うんですか?」

といったことを言われると本部へのクレームにも繋がりかねません。

 

学習塾をビジネスと捉えている方にとってはデメリットは1点目のロイヤリティの方が悩ましい問題かもしれません。

未来ある子どもたちの育成・教育に携わりたい、と信念や理念を持って学習塾を開講したい方にとっては2点目の制約の方がデメリットだと思います。

 

今回3回にわけて書いてきたテーマですが、友人が塾をやりたいと言ってきたので思い立って書いてみました。

ビジネス的に考えても塾は選択肢に入るかとは思いますが、何よりも子どもが好きな気持ちがないと続かないと思います。

 

自分には保育園に通う娘がいますが、保育士さんも子どもが好きでなければ務まらない本当に大変な仕事だと思いますね。

 

そして尊い仕事だと思います。