小・中学校専門塾講師の思うこと

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小・中学生専門塾講師の思うこと

とある個別指導塾の講師です。家庭教師もやっています。

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集団指導と個別指導

集団指導塾が減ってきている印象がありませんか?

 

自分たちが子どもの頃は塾と言えば集団指導でした。

学校と同じようにホワイトボード(黒板)の前に先生が立つ。

その内容をノートにとって、たまに当てられたら考えて答える。

 

いつの頃からか個別指導というものが多くなってきました。

先生一人に対して生徒は3~5人まで。

パーテーションで席と席を仕切って、わからないところは先生が直接指導する。

問題を解いている間に先生は担当している他の生徒のところへ指導にいく。

 

いわゆる個別指導塾というのはこのパターンが多いです。

「完全な個別指導」は家庭教師のみだと思ってもらって良いかと思います。

 

「どちらが良いですか?」

 

こんな質問をいただくことがよくあります。

もちろん「こっちの方がよい」と万人に言えるものではありません。

 

生徒によりますし、ご家庭の経済状況にもよります。どのくらいの時間を希望するのかも影響します。

 

一般的には成績上位層が集団塾に向いているのではないでしょうか。

授業にはついていけるし、授業料も安いことが多いです。

講師一人で生徒1人に教えるよりも講師一人で生徒20人に教える方が明らかに人件費が安くなります。(ただし大手予備校だと集団授業だからといって必ずしも授業料が安いとは限りません。ブランド力や授業の質もあります)

 

逆に成績下位層は個別の方がよいと思います。

集団授業ではついていけないことがあっても、先生は待ってくれません。その子一人のために授業をとめるわけにはいかないからです。結果的にわからないまま授業を受けていても何も頭に入っていません。

また、集団授業の講師は生徒一人ひとりにまで目が行き届かないことが多く、集中していない子がいてもすぐに注意できないかと思います。明らかに居眠り等していれば注意しますが、すぐには気づけないかもしれません。成績下位層の子たちは集中力がないことが多く、その意味でも個別の方が向いているのではないでしょうか。

 

もともと集団塾についていけない子たちを「個別で指導します」という目的でこんなに個別指導塾が増えたのではないか・・・そう初めて思ったのは駅前の大手集団塾の近辺に小さな個別指導がたくさん並んでいる光景を見たときです。

 

今は映像授業も増えていますが、時代とニーズに合わせて教育も変化するなぁと感じます。