小・中学校専門塾講師の思うこと

小・中学生専門塾講師の思うこと

とある個別指導塾の講師です。家庭教師もやっています。

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褒めて伸ばすのか叱って伸ばすのか 自分編

褒められると伸びるタイプ、叱られて伸びるタイプとよく聞きます。

実際にどちらが正しいのかはわかりません、正解などないのかもしれません。

 

それでも子どもたちには確実に褒めた方が伸びる子と叱った方が伸びる子と、どちらも存在すると感じています。

 

それは自分の実体験もあります。

 

自分は叱られた方が伸びます。いや伸びました。

 

中学3年生のときの担任には進路のことをよく相談していましたが、とにかく自分を褒めてくれました。

夏前に志望校をなんとなく高めの高校に設定し、そのときの成績では合格できるわけない状態でしたが担任は

「今の成績は関係ないよ、これから頑張れば絶対大丈夫!きっとやれるよ!」

と言ってくれました。

夏休みから本格的に勉強を始めてすぐに成績が伸びたのですが

「すごいね!やればすぐに伸びるし、この調子なら絶対○○高校行けるよ!」

と絶賛してくれました。冬休み前には少し成績は伸び悩んでいたのですが

「○○君なら絶対大丈夫!この調子でがんばれ!」

ととにかくあまり厳しいことを言わなかったのです。もちろん悪い気はしませんでしたが、どこか気持ちが緩んでしまったのだと思います。

 

最終的に志望校のランクをもう一つ上げようかどうかというところだったのですが、最後の最後まで伸びきらず、結局もとの志望校を受験して無事に合格しました。

 

進路指導の別の先生からしたら納得できなかったようです。

「後半からサボっていたんじゃないか?」

・・・その通りでした。最終的にはチャレンジをせず、今のままでまあ合格できるだろうという方向へ逃げたのです。

 

時は流れて高校3年生。自分の通っていた高校は進路選択をした2年生と3年生はクラス替えがありません。なので2年生と3年生は同じ担任でした。

3年生の1学期の段階で志望校は決まっていました。そのときの自分の成績ではとてもとてもという大学でしたが、夏からがんばれば大丈夫だろうと考えていました。

すると担任は中学のときと正反対のことを言いました。

「合格できるわけないだろう、現実的に考えろ」

と言われてしまいました。かなり真顔で言われたのでムッとしましたが、そこまで言われると絶対合格してやるという気に満ち溢れました。

 

夏休みからは勉強漬け。夏休み明けの模試では偏差値が20近く上がりました。そりゃそうです、それまで全く勉強していなかったから最悪の状態でした。伸びるしなかったのです。そこで担任も驚いたり褒めてくれたりすると思いました。

ところが次の面談では

「2年生まで全く勉強していなかったのは知ってるぞ。そりゃ勉強すれば少しくらい伸びるのは当たり前だ。ここからはみんな勉強しだすんだから全然こんなものではだめだ。」

とのお言葉。私の心に激しく火がつき、さらに勉強するようになりました。あとにも先にもあんなに勉強したことはない数ヵ月間を過ごします。

冬休み?あたりに受けた模試では志望校がB判定まで来ました。

そのときの面談では

「まあやっと人並みだな。A判定でてないんだからまだ足りん」

と言われてそのころにはムッとはせず、なんとなく担任の言いたいことがわかりはじめていました。

いつしかモチベーションは志望校に合格してこの担任に認めてもらう、正直に言えば

「お前をなめてたよ、ごめんな」

と謝らせることになっていました。(言い方はすごく悪いですが正直な気持ちでした)

 

そして私は願書を出すころには志望校に加えてもう一つランクが上の大学も出願していました。

 

一旦区切ります。