小・中学校専門塾講師の思うこと

小・中学生専門塾講師の思うこと

とある個別指導塾の講師です。家庭教師もやっています。

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何でも自宅に届けられる時代 その2

何でも自宅に届けてもらえる時代、便利なサービスを使いこなすお母様方も

家庭教師は嫌なので家庭教師のように個別で指導をしてくれる「塾」を探していると言います。

お母様方が家庭教師を嫌だと言う最大の理由は自宅に入られることだとのこと。

 

確かにそのために部屋の掃除をしなくてはいけないとか、休憩時間にはお茶菓子を用意しなければいけないとか、お構いなくとは言われても気が抜けないということがあるのでしょう。

また、共働きの多いこの時代にお母様(お父様)が在宅している必要があります。仮に家庭教師側が「お子さんだけで大丈夫ですよ」と言っても不安に思う方の方が多いでしょう。普通他人が子どもだけの家に入ってくるのは怖いですよね。最近の痛ましいニュースを見ていると、自分でも子どもだけの家に他人を入れることはしないと思います。

 

家庭教師も塾の先生を自宅まで届けているという考え方ができると思うのですが、やはり塾に通うことと自宅に来てもらうことでは色々と異なります。

以前「家庭教師が向いている子」「塾が向いている子」というお話は記事にしましたので、今回はこういう子が向いている等の勉強面以外で考えます。主にご家庭目線。

 

家庭教師のメリット

・送迎の必要がない

・定期的な面談等、保護者様が出向く必要がない

 

家庭教師のデメリット

・勉強部屋の確保が必要(清掃・部屋までの通路に見られて困るものはないか等)

・ご家庭の人が必ず在宅している必要がある

 

家庭教師のメリットの逆がそのまま塾のデメリットに、家庭教師のデメリットも逆が塾のメリットになります。

 

メリットに関して、送迎するのは面倒・・というかご負担にはなりますよね。お子さんが自分で通えれば一番良いのですが、夜ということもあって今は送迎されるご家庭がほとんどです。商品を買いに行かなくても自宅で待ってれば届くというのと同じですね。

もう一つの保護者様が出向く必要がないというのも似たようなもので、とにかく全てが自宅で済みますので一切外に出る必要がありません。何か話があってもあちらから来てくれます。塾だったら成績のことで~お月謝のことで~とお電話で済まない話だとこちらから出向かなくてはいけません。むしろ塾側の都合であってもこちらから出向くことになるでしょう。

 

デメリットでは勉強部屋の確保というのが難しい、とあるお母様に言われたことがあります。アパート住まいの方だったのですが

「それほど広くないので見られたくないものまで見られてしまう」

 確かに玄関より中に他人を上げることになるとこういった問題がでてきますね。

そして家庭教師が指導している間必ず自宅にいる必要があります。

「夜の時間にそもそもそんな外出しないよ」

というのは過去の話のようで、今のお母様方は遅くまでお仕事の方もいらっしゃいます。塾に送ってきてくれた後にご兄弟のクラブ活動の送迎であったり、お買い物に行ってから帰りに迎えに来るといった方もいらっしゃいます。

 

 

メリット・デメリットいずれにしても「そんなの関係ないよ、問題ないよ」という方も多くいらっしゃるとは思いますが、このあたりを気にされている方もおられるというお話でした。

 

また別の話にはなりますが、教育は外に任せるというご家庭自体が増えているとも感じています。自宅の近所は学童も保育園も常に空き待ちの状態になっています。ご両親はお子さんの教育面・保育面を専門家に任せ、その分お仕事をされているという形が自分の地域では多いですね。