小・中学校専門塾講師の思うこと

小・中学生専門塾講師の思うこと

とある個別指導塾の講師です。家庭教師もやっています。

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塾において口コミは最強

そんなこと知ってる!と塾業界の方のみならず思うかもしれませんが、本当に口コミが強い業種です。

塾というのは他の一般的な商売と少し違うところがあります。

サービスを提供する人=子ども

支払いをする人=保護者様

とお金を払う人とその対価を受け取る人が違うということです。

 

ですから、保護者様方はそのサービスの価値を基本的には「成績」で判断します。

成績が上がった=あそこは効果のある良い塾だ

成績が上がらない=効果のない塾だな、あまりよくないな

というのが一般的です。

 

ただ、「基本的には」と言ったのはそれ以外で判断してくれる保護者様も一定数いらっしゃるからです。

「学校の宿題は嫌々やるけど塾の宿題はきちんとやります」

「塾には楽しそうに通う」「家族以外にもきちんと挨拶をするようになった」

「成績には表れていないけど毎日机に向かうようになった」

「学校の宿題だけでもきちんと出すようになった」

「私が言うとすぐ喧嘩になるけど先生に言われたことはやるみたい」

 

色んなお言葉をいただきます。

長く通えば通うほど、その塾の教育・方針が伝わると思っています。

生徒さんから保護者様へも色々お話してくれるみたいです。

 

成績をしっかり上げる、もしくはそれ以外で価値を示すことができれば保護者様に満足していただけます。

そうなると保護者様同士で紹介をしてくれるようになります。

塾と保護者様で良い関係性が築ければ兄弟・姉妹もほぼ入塾へとつながります。

さらに通っている生徒さん自身でもお友だちを誘ってくれるようになってきます。

 

この流れが完全に出来上がってしまった塾は強いです。

何せ販促活動をする必要がありません。しっかりと塾の子どもたちへの指導に力を入れていれば自然と生徒は集まってくるのです。

 

が、そんなことわかっていてもそう上手くはいかないよというのが現状かと思います。

しかし実際販促活動を全くしなくても定員いっぱいで、毎年卒業生が抜けた分次の生徒たちが入ってくるといった塾さんをいくつも知っていますし、その塾の塾長様はやはり学ぶべきところの多い素晴らしい先生です。

 

販促活動も大切ですが、同じくらい・・それ以上に今いる生徒に対して何ができるのかは大切だと思います。

 

成績を上げるだけというのは大手さんに任せれば良いと個人的には思っています。それだけに特化し、必ず成績が上がるというノウハウを持っていればそれはそれで需要はあると思いますし、保護者様も満足なさるでしょう。

 

対して小さな個人塾であれば地域の子が集まったり、または大手の集団塾の授業にはついていけなくなった子たちが集まったりすることが多いと思います。少なくとも私の地域ではそうです。

 

それならば成績を上げること+の付加価値をその塾に持たせれば良いのではないでしょうか。本当に生徒のこと、将来のことを考えて真摯に取り組めば、きっと保護者様にも伝わると思います。

 

よく携帯電話会社の表現で耳にする

「新規には優しく、既存には厳しい」

これだけは塾ではやってはいけないと考えています。

そういった塾に生徒さんは集まりません。または退塾していきます。