小・中学校専門塾講師の思うこと

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小・中学生専門塾講師の思うこと

とある個別指導塾の講師です。家庭教師もやっています。

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高校合格で塾を卒業?継続?

小・中学生専門の塾は数多くあると思います。

 

一方で高校コースもあり、そのまま継続して塾に通う生徒も数多くいるでしょう。

そもそも高校生で塾通いをする子は基本的には大学進学を考えている生徒です。

なので高校を卒業したら就職すると決めている子は大半が高校合格で塾を卒業します。

 

自分は小・中学生専門塾講師であると言ったものの、実は高校生も6名ほど指導しています。

ですが、大学進学を目指している子は2名です。残りの4名は高校卒業後は就職すると断言しています。

 

なぜこの子達は塾に通うのでしょうか。

 

もともと高校生の募集はしていませんが

「中学卒業後も通いたい」

と言ってくれた子のみ受け入れをしています。

 

そして今では

「この子は高校生になっても塾へ通うべきだ」

と思った子にはこちらから誘いますし、お母様へもお話をします。

 

果たして大学受験をしないのであれば勉強は必要ないのでしょうか。

 

そんなことありませんよね。むしろ社会人になってからの方が勉強することは多いのではないかと思います。

勉強習慣をつけておく、続けるということは非常に重要であり、そして学校での成績を上げておくということは非常に大切です。

 

例えば自分の地域でこんな話があります。

工業系の高校で最も偏差値の高いA工業高校とスポーツで有名だが偏差値・学力の劣るB工業高校。

A工業高校の方が企業からの求人も全体的に多く、工業系の大学へも指定校推薦の枠が多くあります。

 

学力がほぼ同じの子がそれぞれA工業高校とB工業高校へ進むと、A工業高校では真ん中より少し下くらい。そしてB工業高校ならば学年でトップクラスといった感じです。

 

B工業高校は偏差値で劣りますが、トヨタへの推薦枠が3名(年によって変動する)あり、学校でしっかり成績を取っておけば学校からの推薦で大手に就職することができます。

逆に偏差値の高いA工業高校へ進んでも学校からの推薦枠に入れず、自力でトヨタへ就職しようとすると非常に困難です。自動車科で学んだ子であっても、トヨタ・ホンダへ就職できる子は一握りだと聞きます。

 

一般的に学力の高いと評判の高校「真ん中より下」にいるよりも

それほど学力の高くない高校で「トップにいる」ことの方が進学にも就職にも有利なことは多いです。もちろん必ずしもそうではありませんが。

 

そして公立の小学校・中学校は地域で進む学校が決まっているので学力はバラバラですが、高校はそんなことありません。ある程度学力でわけられているのですから、そこでも中学時代と同じ順位を目標にすることは正しいことではありません。

 

中3の夏休み明けから自分の塾に来てくれた学年で下から数番目の順位だった子が、高校生となった今も通ってくれています。

県内の公立では偏差値は下から数えた方が早い高校ですが、彼には

「常に学年で上位10%」

でいることを目標とさせています。

本人も自分の順位に驚き、そして自信を持ってくれるようになりました。

 

別に大学進学する子だけが塾で学んでいるわけではありません。

自宅で学習できる環境が整っていないのであれば、何かお手伝いできることはある。

近年は特に感じるようになってきました。