小・中学校専門塾講師の思うこと

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小・中学生専門塾講師の思うこと

とある個別指導塾の講師です。家庭教師もやっています。

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塾における小・中学生と高校生の違い

先日友人と一緒に食事をしていたところお互いの仕事の話になり

「おれが塾で生徒に教えるなら小学生が良いなぁ、だって特に今から何も勉強しなくても教えられそうだし。相手も本当に子どもだから!」

と友人が言いました。さらに

「せめて中学生が良いな、高校生は勉強が大変そうだしもう子どもというか大人びていて勉強以外もちょっと面倒そう・・」

と続けました。

 

さて、どう思われますでしょうか。

 

この友人が勉強(自分の学力)のみに焦点を当てていたならそれは正しいかもしれません。彼は大卒ではありますが、大学は推薦入試で早々に決定し、言ってしまえば本気で勉強したのは高校入試が最後です。高校の定期テストは一夜漬けで何とか凌いでいたそうですから・・・。

 

しかし講師として子どもに指導する場合最も難しいのが小学生と自分は考えています。

次に難しいのは中学生。

高校生はハッキリ言って楽です。中学生と高校生では雲泥の差があります。

 

あくまで自分の考えであると強調させてください。

塾講師全員が同じ考えではないと思います。

 

自分は塾講師は勉強だけ教えていれば良いというものではないと考えています。

 なので「勉強以外」に指導しなければならないことが多い小学生(中学生)が大変なのです。

挨拶、目上の人に対する話し方、鉛筆や消しゴムを借りるときの対応、休み時間に何をしているか、危ないことをしていたら注意する等。

心の距離を縮めるために、話題を合わせたりもします。特に低学年で入塾してきた子に対しては興味のあることで一緒に盛り上がりたいのでその子の得意な話題を調べたり勉強したりもします。懐いてくれた方が物事の諭し方もやりやすくなるからです。

もちろん本当に仲良くなりたいということもありますが。

 

こういったことが高校生にはありません。

正確には「塾に通う高校生」にはないのです。

 

高校で塾に通う生徒は少なくとも大学進学を考えている子ばかりです。一部例外的なケースもありますが、就職前提の子たちはあまり塾には通いません。

そうなると「大学進学を考えている高校生」という時点で、いわゆる不良少年やあまりにも常識のない生徒はいません。

基本的に皆講師には敬語を使いますし、仲良くなれば友達口調で話す子もいますが最低限の礼節はわきまえている子がほとんどです。

挨拶もしっかりできますし、できない子は指導すれば2回目からはやってきます。

鉛筆や消しゴムを忘れても

「〇〇を忘れてしまいました、貸してください。」

「先生、ありがとうございました」

と返してきます。指導する必要がないのです。

休み時間に放っておいたら危ない遊びをしているなんてこともありません。

よい意味で大人なので「楽」なんですね。

 

と書いてみて思いましたが、いやいやそんなことないよ!って塾さんも絶対あるとは思います。勉強ができるから人間的にもできているとは限りませんし、色んな人間がいるわけですから必ずしも自分の経験のようにはならないかもしれません。

それでもこのようになる確率は高いです。

 

ですから高校生を指導する際に大変なのは単純に学力です。数Ⅲ・数Cを教えてほしいといわれても私も対応できません(笑)

中学生まではある程度の学力を有している方ならば勉強の指導自体は楽でしょう。

ただし、それ以外が大変なのです。

 

勉強教える以外は知らないから関与しないって塾さんは知りませんが。