小・中学校専門塾講師の思うこと

小・中学生専門塾講師の思うこと

とある個別指導塾の講師です。家庭教師もやっています。

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中学1年生にとって初めてのテスト その②

英語

例えば新出単語としてplayやlikeを最初に覚えたとしましょう。

もう少し進んで「I play the guitar」「He likes all vegetables」という例文が出てきたとき、guitarやvegetableは新出単語として覚える機会はあるかもしれませんが、play やlikeは授業ではもうわざわざ説明してくれません。覚えていることが前提で進みます。

 

単語だけでなく文法も同じです。最初は「疑問文の作り方」「過去形の作り方」と教えてくれますが、2年生・3年生になるにつれてそのことに関する説明はなくなっていきます。理解している前提で新しいことを覚えようという授業になっていきますので、わからないままにしておく期間が長いほど取り返すのに苦労することになります。

 

ですから前記事の理科・社会と違い定期テストごとにリセットはできません。

1学期は良い結果が出なかったから2学期の範囲はしっかり勉強しよう!

・・と思ったら1学期の範囲を理解することから始めることになります。

 

数学

これも正負の数を理解せずに進んだとしたら2年生・3年生の授業を理解することはできません。3-(-4)が理解できなければ3x-(-4x)も理解できないからです。

「円錐の体積は底面積×・・・」という問題を初めて習うときも

「最初の底面積=円の面積の求め方」を覚えていなかった場合解くことができません。なので覚えていない場合は覚えなおすことになります。

 

また、英語にも言えますが数学は理科・社会と違い明確な答えを暗記していってもそのまま出題されることはあまりありません。

例えば社会で

1560年、駿河で織田信長が今川義元を破った戦いの名称は?との問いがあれば

「桶狭間の戦い」と答えが決まっています。史実なので変えようがありません。

では数学で

解き方を理解せずに2x-5x=-3xと答えを丸暗記していったとします。

テストで3x-9x=?と出題されるともう答えることができません。

もちろんこれは極端な例なのでそのくらいわかるわ!とか突っ込みはご容赦いただきたいのですが、「ワークなどと全く一緒の問題は出にくい」ということが言えます。

 

英語でも数学でも先生が問いたいのは

「文章の作り方、仕組みを理解しているか」「計算の仕方・公式、解き方を理解しているか」なので丸々同じではなく少し変更して出題されます。

ただし、きちんと課題・宿題をやっているかという意味でわざと学校のワークそのままの問題を少量出すことはよくあります。それも解けない場合は「ああ、この子宿題きちんとやってないな」となるわけです。

 

このようなことから塾では英語・数学をメインにすることが多いです。

解答・解説を見ても理解できない場合、人に教えてもらうと理解できることが多いですし、理科・社会は解答・解説以上のことは先生も言えませんから。

 

もし中1で英語・数学が苦手だという生徒さんがいたならば、必ず早めに苦手をつぶしておきましょう。

ぜっっっったい受験のときに後悔します。

 

取り返しがつかないとは言いません。

 

つきますけど今復習する5倍くらい辛いです。