小・中学校専門塾講師の思うこと

小・中学生専門塾講師の思うこと

とある個別指導塾の講師です。家庭教師もやっています。

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塾に通っているのに成績が伸びない理由

過去に何度も聞かれたことがあります。

正直に言えば、自分が指導していた中でもどうしても成績を伸ばすことができなかった子がいます。そういった経験も踏まえて

「塾に一定の期間通っているのに成績が伸びない理由は何か」

考察してみたいと思います。

ちなみに一定の期間とは少なくとも半年ほどは見ていただきたいと個人的には考えています。例えば期末テスト前に塾に通わせて、その期末テストで一気に点数をあげるというのは可能といえば可能ですが、長期的に見て学力をあげるというのはその短期間では難しいです。勉強の仕方や考え方をしっかり学ばせるのであればある程度の期間は必要です。

 

理由その①

塾では勉強するが家では全く勉強しない

どんなに塾に通っても自宅にいる時間の方が圧倒的に長いはずです。

そこで勉強を「一切」しないのであれば成績UPは難しいかもしれません。

ちなみにその対応策として、自塾では塾での授業時間を長くしています。

実際の授業時間に加えて、生徒が自分で勉強する演習時間も塾でとっています。

なので本来家でやるべき分をこちらでやっていってもらう感覚ですね。

もちろん最終的には「自立学習」ができるように指導しています。

 

理由その②

わからないところがわからない

これけっこうあります。

「わからないところある?」と聞くと「う~ん」と何がわからないのかわかっていないのです。とにかくわからないまま先に進んでも全く身についていないのでそれでは成績は上がりません。自分の対応策としては、自分で「ここがわからない」と言えない子に関してはこちらから具体的に聞いています。

「この分数の解き方わかる?」「なんで動詞の後にsがつくか説明してみて」

といった具合に細かく聞いてみて、それが答えられないのならばそこがわかっていません。集団塾に通われているお子さんで成績が伸びないケースはほとんどこれが理由だと思います。

 

 理由その③

根本的に塾のレベルが合っていない

集団塾に限らず、個別指導の塾といっても色んなレベルの塾があります。

トップレベルの進学校を狙う塾さんと、学校の授業についていけるようにという塾では指導方法そのものが違うでしょう。

「個別指導」と名前がついていても、個人のレベルに合わせた指導をしてくれる塾と指導する際に個別にしますよという塾があります。

前者の場合は「学習進度」の意味からも個別指導となりますが、後者の場合「指導状況」が個別になっているだけです。集団ではなく、目の前で個人的に指導をしますが塾の指導マニュアル・速度で進めますのできちんと理解していなくても「来週は次の単元ね」と進んでしまいます。

 

本当の個別指導というのは個人の学力・ペースに合わせたものでないといけないと考えています。もし1年通って生徒さんの成績が全く伸びないようであれば、今回挙げたような理由、もしくは「ただ友だちに会いに行っているだけ」になっている可能性があります。最近は無料体験を実施している塾さんがほとんどだと思いますので、色々行ってみてご家族で話し合ってみるのも良いのではないでしょうか。