小・中学校専門塾講師の思うこと

小・中学生専門塾講師の思うこと

とある個別指導塾の講師です。家庭教師もやっています。

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塾の評価

塾の販促活動において最も有効なものは間違いなく「口コミ」です。

多額の経費を費やしてチラシをばら撒くよりも、通ってくれている生徒さん(保護者様)が「あの塾いいよ!」とお友達にお話してくれる方が圧倒的に効果があります。

 

口コミは強力ですが、良い噂よりも悪い噂の方が広まるのが早いと昔聞いたことがあります。今では確かにそうだと自分も思います。

なので経営面で見ると悪い噂を立てられるともう取り返しのつかないことになりかねません。では良い噂を立ててもらうためには・・・塾の評価を高めるためにはどうすればよいのでしょうか。

 

誰でも思いつくのが「成績を上げる」ことだと思います。

自分は立ち上げる当初「成績を上げる」だけの塾にはしたくない、そこ以外に価値を作りたいと強い信念を持っていました。

そこが例えば以前に書いた「挨拶」や「対人スキル・マナー」「感謝する気持ち」などの部分です。とにかく「成績は上げます。それ以外の学校のことや生活面は関与しません」という塾にだけはしたくなかったのです。(ちょっと極端に言っています)

 

その後色んな塾長様とお話する機会をいただき、同業の知人・先輩と知り合うこともできて考え方も色々とかわりました。もちろん当初の理念はブレていません。

 

塾というのは特殊な商売です。商売とは言いたくありませんが、この話のときだけ書かせてください。

 

ほとんどの商売はお金を出す人=使用者、サービスを受ける人

です。

ですが塾の場合はお金を出す人とサービスを受ける人が違います。

親が月謝を支払い、子が指導を受けるという形です。

ここが難しいところで、子どもには

「お父さん・お母さんが塾に通わせてくれていることに感謝するんだよ」

と自塾では指導しています。それでもしっかりと心に落ちている子は少ないかと思います。決して好きではない勉強に来ているわけですから、あまり感謝の心は持ちにくいのかもしれません。

ダンスレッスンに通いたい!→いいよ!の流れなら感謝もするでしょうが。。。

 

そしてお父様・お母様は何に期待して決して安くはないお月謝をお支払いいただいているのか・・・当然成績を上げるためです。

なので目に見える成果をあげなければ、スポンサーの満足を得られないのです。

 

そして塾の評価=保護者様からの評価ですから、どれだけ生徒のことを思ってそれ以外のことをがんばっていても中々それ自体が評価につながりにくい、伝わりにくいです。

 

自塾では、少しずつ成果が表れて成績がそれほど伸びない子の保護者様から

「勉強をしようとする姿勢がみられるようになった」「学校は嫌がるが塾は喜んで行く」「友達のお母さんにきちんと挨拶できるようになった」「明るくなった」

などの意見をいただくことができるようになりました。

 

それでも正直なところ、成績が1年間変わらなければ1~2名はそれを理由に退塾になります。ちなみに地元では自塾の退塾率はかなり低い方です。

 

長くなってしまいましたが、保護者様の評価を得るためには「生徒の成績を上げる」ということは避けては通れません。この塾業界の永遠のテーマでもある成績を上げる方法は塾ごとにHPやチラシにのせていると思います。どれも正解であり、どれが一番という判断はしにくいです。

なのでまたの機会に成績を上げるために一番必要なことを考察したいと思います。