小・中学校専門塾講師の思うこと

小・中学生専門塾講師の思うこと

とある個別指導塾の講師です。家庭教師もやっています。

【スポンサーリンク】

転塾は悪いことではない

「塾を変える」という経験はない方が良いとは思いますが、決して悪いことではありません。塾の方針や入塾前の体験だけではわからなかったこと等、段々自分に合わなくなってきたということはあり得ることだと思います。

 

そして本人がいくら気に入っていても「結果」が出ずに保護者様の意見で転塾になるケースもあります。

 

自分が今回伝えたいことは

最優先すべきは「生徒本人」の意思だということです。

塾というのは月謝のお支払いをするのはお父様・お母様ではありますが、直接サービスを受けるのはお子さんです。生徒自身がどう思っているか、生徒自身にやる気があるのかということが最重要です。

 

本人の意思でこの塾の勉強方法は自分に合わない、先生と合わないとの理由があったりすればそれは転塾しても良いと思います。

繰り返しになりますが最も大切なのは本人のやる気なので、そこがなければ成績UPも難しいです。言いかえればやる気に満ちている生徒は普通に指導していれば成績は上がっていきます。ですから別にそれは塾の力ではありません。

塾の力という言葉を使うなら「やる気にさせる」塾が本当に良い塾です。

 

一方で保護者様の意見で転塾させることは全くお勧めできません。

自分が通っているわけではないからです。

お子さんが「やる気はあって今少しずつ変化をしている」のにその成果が出る前に塾を辞めさせた場合、成功体験をすることができません。

つまり「自信」をつけることができません。自分を信じるためには小さなことで良いので成功体験を積み重ねることです。ですから結果が出る前に見切ってしまうことは本当に子どもにとっても可哀そうなことになってしまいます。

 

お子さんが「やる気がないし塾のこともあまり良く言わない」から塾を辞めさせるという場合は問題ありません。その子にあった塾を探してあげてください。

そう思わせる塾に問題があるのは事実です。

ただし、本人とよく話し合ってから決めてください。あくまで保護者様の意思だけでその判断をしないようにしてあげてください。

 

塾に入る→成果が出ない→違う塾へ→成果がでない→違う塾へ→成果がでない・・・

というパターンの子が例年一定数います。他塾から自塾に来たことも自塾から他塾へ行ったこともあります。

共通しているのが「保護者様が結果を急ぎすぎている」ということです。

テストで20点~30点の子をテスト1ヵ月前に通わせ、次のテストで80点以上を達成する・・簡単なことではありません。

ですが、その間に勉強の仕方や日常的に何を覚えていけばよいのか等の指導を塾は行っています。結果がでてくるにはどうしても時間がかかります。

そしてその芽が出る前に転塾をしてまた一からやり直し・・ということにはなるべくしてほしくないので・・それを知っておいてほしいと思いました。

 

1年通わせても何も変化がないようでしたらそれは塾の責任です。

生徒それぞれ状況が違いますので一概には言えませんが。