小・中学校専門塾講師の思うこと

小・中学生専門塾講師の思うこと

とある個別指導塾の講師です。家庭教師もやっています。

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塾の夏期講習 塾長・オーナーにとっての夏期講習とは

塾長、会社経営による場合はオーナーにとっての夏期講習とは

「稼ぎ時」です。

 

通常の月謝に加えて夏期や冬期の特別講習費は別でいただく塾がほとんどだと思います。

例えば生徒数がそれほど多くなく、毎月の収支はギリギリのところでやりくりされている塾長さんを知っていますが、夏期と冬期を年間収支に計上することでボチボチやっていると仰っています。

 

夏休みや冬休みに特別に授業を増やすと言っても支出はそう変わりません。

あっても講習用の薄い教材くらいでしょうか。エアコンや電気、印刷代とかそういうものは微々たるものです。

というか言ってしまえば教材も用意した方が「教材費」としてさらに売上をのばすことができるでしょう。

 

大きな塾ほど「模試代」「教材費」「設備費」として実際に必要な費用よりも多く徴収していると思います。もちろん必要な経費もその分多いことはわかりますが。

 

自分も経験がありますが、会社経営による教室や校舎には売上目標があります。

年間計画の中で「夏期」「冬期」塾によっては「春期」の特別講習の売上はかなり大きく、そこをしっかり取ることが重要になります。

高校生の予備校になってくるともう何十万の世界(塾によって)なので、しっかり在籍している生徒に講習参加してもらうために必死です。

 

塾長、オーナーは全てお金のためだけに塾を運営しているのかと言われればそんなわけありません。理念を持ち、子どもたちのために尽くしている人も多くいます。

 

・・でも子どもたちを守るためには利益が必要であり、赤字が続けばその塾は閉校するしかなくなります。それは今いる生徒にとってとてもかわいそうなことです。

 

ですから「お金儲け」と言われるのは悲しいです。それは自分でなく、他の塾に関してのことを言っているのであっても良い気分はしません。

 

塾の費用に関しては「高い!」と言われることも少なくありません。

それは自塾を開講した際「安い!」と大喜びしていただいた人がいたことからも実感しています。実際近隣の塾よりも安く設定しましたが、毎月の家計の支出と考えれば決して安いものではないと思うからです。

その一方で「塾に初めて通わせる」「一度も塾に行かせたことがない」と仰る保護者様と入塾説明の面談をすると「高い!」「こんなにするの!」と言われることが今でもあります。(大体他塾を見てから戻ってきてくれますが笑)

 

 

夏期講習とは

生徒にとっては学力を向上させる、復習をする絶好のチャンスであり

講師にとってはいつもより大変で忙しい一方で生徒のことを知るチャンスであり

塾長・オーナーにとっては収益を上げる最も重要なイベントであり、それは生徒を守るためにも必要なことである

 

全員がwin-winになれれば一番良いです。

 

そのためには

生徒は一生懸命に講習に取り組んで学力を向上させる。

講師は指導に力を入れながら生徒とのコミュニケーションをしっかりととる。

生徒のことをよりよく知る絶好の機会。それは今後の指導や面談に活かす。

塾長・オーナーはしっかりと利益を上げて、その分設備投資や講師を増やしたり人件費に回す。そして塾のクオリティを高め、その塾の価値を高めていく。

 

これができれば・・・最高ですね(^^)