小・中学校専門塾講師の思うこと

小・中学生専門塾講師の思うこと

とある個別指導塾の講師です。家庭教師もやっています。

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中3生の進路

中学3年生の進路って難しいですよね。

 

高校3年生にもなればもう18歳、大人と言ってもいいですし自分で何がしたいのか考えられると思います。考えられない子もいるとは思いますが、その高校を選んだ時点である程度進学するのか就職するのかは決められると思います。

 

中学3年生は義務教育の終わりです。公立であれば地域ごとに通う中学は決まっており、自分で選択してその中学に来たわけではないでしょう。

 

高校の選択は人生で初めての大きな選択ではないかと考えています。

 

3年生になってすぐに志望校を「一応」決めて担任に伝え、夏前の面談で確認。

この時期にはほぼ決まっているでしょうが、まだ迷われている生徒さん・保護者様も多くいらっしゃいます。

 

自分の塾ではこの時期多くの面談があります。

生徒と保護者様の考えが一致していれば話は早いのですが、親子でズレがあることもあり、そういった場合面談時間が長くなります。

 

本人が普通科を志望していて、保護者様が工業(商業)高校を希望していたりすると特にそうです。

 

こちらの地域では現在工業・商業高校の人気が上がっています。一緒に偏差値も。

 

このご時世、ご家庭事情で大学進学は難しいという理由もあるとは思います。

 

また、一方で地元の企業(工業系)の採用担当の方にお話を聞くと

「同じ条件なら大卒よりも高卒の新入社員がほしい」

と言います。

 

理由は

「賃金も安く、一から育てるのなら若い方がよい」

からだそうです。

 

少し考えてそりゃそうだと思いました。

高卒の新入社員が大卒の新入社員と同い年になるころには仕事も5年目。

バリバリ活躍しているでしょう。(続いていれば・・)

 

大卒であれば「ある程度専門知識を持っている」もしくはある程度の学歴と言える大学を出ていて、将来的な管理者候補としての採用が想定されます。

 

ぶっちゃけた言い方をすると

「偏差値が50を切るような大学に行くならば高卒の方がよっぽど就職しやすい」

という状態です。全国的にどうかはわかりませんが。

 

なので今現在このあたりでは商業・工業高校を望まれる保護者様が結構います。

本人たちも納得して、「こういったことを学んでこういった仕事をしたい」と考えがあればよいのですが・・ただ何となく言われた通りにしている子もいます。

 

自分が何をしたいか、何になりたいのかを考えて、そこから逆算して

そのために大学に行く必要があるのか、技術を学ぶ必要があるのか

そのために進学校に行く必要があるのか、専門的な高校に行く必要があるのか

そのためには今しっかり勉強しなければいけない・・・といった指導をしています。

 

でもまだまだ中学生。

 

私は学校の先生になりたい。だから大学に行く。国立大学に行くために地域一番の進学校である〇〇高校に行く。だから今しっかり勉強する!

 

こんなこと言える子は1割もいません(笑)

 

毎年難しいなぁ・・と思いながら指導しています。